値上げとサルエルパンツの受注休止について、私が思うこと。

 



こんにちは。

先日「ササキチホ」の作品の値上げをすることにしました。

その値上げ作業は本日中に行いますので、

いつの間にか値段が変わっていると思いますので、

ご了承くださいませ。

それと同時というわけではありませんが、

サルエルパンツの受注も休止しております。

こちらはサルエルパンツに合うアンティークリネンの生地が不足しているからです。

この二つの大きな流れは、私のバイイング能力不足も原因の一つです。


このコロナ禍で海外への買い付けができないので、

たくさんの布を集めることは難しいです。

それでも「ササキチホ」や「MITSUGU SASAKI」の作品製作分に

いろんなところから古い布を集め、この2年間なんとかやってきました。

「結構いけるじゃん!」なんて思っていたのですが、

先月嬉しいことにサルエルパンツの受注やアンティークリネンの作品が

たくさん売れていったことで、布の在庫が想像以上に減ったことで

この問題が浮上してきました。


古い布や古い服はこれから製造されて増えていくことはなく、

この世からどんどんなくなっていく希少性の高いもの。

今、世間には「古着屋」はたくさんありますが、

10年後には品揃えは変わり、同じ古いものを売っているお店は

どんどん減っていくでしょう。20年後になったらもう想像がつきません。


10年前に古着屋で3800円で買ったTシャツは

今では1万円ついている可能性もあります。


とても危ういビジネスだなーと自分でブログを書きながら

思いました。確実に無くなる材料で作り続けるのだから未来はありません。

なのになぜやっているのか?

そう考えた時、他のものよりも「古い服と古い布」が好きで、

見つかった時の嬉しさ、出来上がった時の達成感、売れた時の感動、

これに勝るものが見つからないと

私たち夫婦は苦労しながら老後まで同じことをやっているのかもしれません。

きっと第2弾、第3弾の値上げも未来あるかもしれませんが

そうなることもご了承いただければ嬉しいです。

私が製作するMITSUGU SASAKIのワークジャケットとかは

1950年代や1960年代頃のフランスやドイツなどで製作されて

捨てられたものたち。

ササキチホのアンティークリネンシリーズは100年近く前の布。

どちらも古いので本当に今後も安定的に仕入れができるかどうかは分かりませんが、

どうぞ温かい目で見守っていください。


この度の受注休止と値上げ、私の仕入れ能力不足で申し訳ございませんでした。

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