オートグラフってなに?

 



こんにちは。

昨日掲載したMITSUGU SASAKIのこちらのコート。

https://sasakiyohinten.ocnk.net/product/3348 

こちらのコートは補強とリペアでパッチワークしていましたが、

それとは別に全体的に何やら絵が描かれています。

これは古着に興味がある方ならもしかするとご存知かもしれませんが、

「寄せ書きジャケット」や「メモリアルジャケット」などと呼ばれる

手書きでサインの入ったジャケットです。

昔のアメリカでは、卒業記念として白いジャケットに各々のメッセージや名前を

手書きで書くという文化があったみたいです。

私も詳しくは知らず、今まで仕入れできたことは一度もありません。


(ネットから拾ってきた画像です)

こういう感じで、素人の描いた絵やなんて書いてあるか読めない下手な字が

とても良い雰囲気で、個人的にめちゃくちゃツボです。

私のステッチなどは「下手さ」を大事にしています。

この「下手さ」には温もりが宿っていて、そして何かほっとさせるものを持っていると

思いますので、私は大事していているディテールです・

このメモリアルジャケットや寄せ書きジャケットと呼ばれるものにも

一人一人が不器用にも絵を描き、丁度良い下手さがあるので

私は大好きですが、あまりにもレアモノすぎて古着仕入れ歴10年以上経っていても

ゲットする事はできませんでした。

おそらくもう買うことができないかもしれません。

ヤフオクでも30万近く高値で出品されていたので、

海外ではもっと高くなっていそう。

現地アメリカでも買える気がしないので、


「自分で描いてみよう!」


と思いました。

実は昨日載せたコートは最初ではありません。

約5年前にもチャレンジしています。



まだ店舗を持っていた頃、普通のジャケットに描いてました。

この時は黒のペンのみで描いていましたが、今回はカラーで。



この寄せ書きの実物は誰かの手にあるのですが、

ネットで見つけた画像を見ながら、絵やサインなどを見様見真似で描いたものです。

なので、筆跡も一人一人違うように変えて描いています。

この「サイン」と日本では言いますが、

海外ではサインのことを「signature」と言いますが、

直筆で絵やサインを書くことを「autograph」と言います。

このコートはシグネチャーやサインというよりも

オートグラフっぽいニュアンスなので、名前をオートグラフにしました。

またこのコートは元々変なハーフコートになっています。

昔の人がロングワークコートを切って、ジャケットよりも少し長い

ハーフコートにしたのでしょう!

世界に一つだけのコート、ぜひ!

コメント

このブログの人気の投稿

イギリスのアンティーク/UK antique smock-frock

古布衣と古道具

海外販売へのリスク