サスティナブルについて考えるパート2


 こんにちは。

今日は昨日に引き続き、サスティナブルファッションについて考えます。

サスティナブルというと「持続可能な」という意味らしいです。

つまり永遠に使い倒せるということでしょうか?

このワードを一番最初に聞いた私の感想は

「無敵じゃん!」でした。笑












私がビンテージリメイクシリーズを作り始めてからもう7年経ちました。

ビンテージリメイクの一番のポイントは

「壊れているか否か」です。

私は「使い古された服」「ダメージのある服」「色落ち・色移りしている服」を

率先して仕入れます。

私が買ってるディーラーや卸業者は基本的にダメージあっても値段は一緒。

私は安くなっているから買うという判断ではなく、

「修理しないと着れない服」を探します。

例えば





こんな感じに破れてたら、もう最高です。笑

これをどう復活させるかを考えるとたまりません。

ちなみにこのシャツはこうなりました。




そしてこのシャツはどなたかの手に渡りました。

きっと同じように壊れているシャツと出会うことはないと思いますが、

次同じような感じのシャツに会えば、違った色合いの

パッチワークをしたいです。

そしてここからがさらにサスティナブル的な感じに。


このシャツをたくさん着ていただいたら、きっと破れたりも

するでしょう。

なぜならこのシャツ自体は半世紀以上前に作られたもの。

壊れないはずがありません。しかし、こんなにパッチワークされている服が

破れていても、他人の目にどう映るでしょうか?

その破れたところにお客様独自のセンスで選んだ布を当て布したら、

他人の目にはどう映るでしょうか?

おそらくどこを直したものか理解できないと思います。

破れたら破れただけ、パッチワークが増え、

このシャツはどんどん洋服からアート作品になっていくと思います。

このシャツを10年着続けていただけたら、たくさんの修理箇所が

増え、そして誰に真似できないアート作品となるでしょう。

こういうことが主流になればきっと、地球にとって優しいファッションと

なると私は信じています。

さらに続く。

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