サスティナブルについて考える。パート1

 


こんにちは。

私、地上波ニュースはほとんど観ておりません。

というのも子供たちがゲームや動画で占領しているので、

「観ることができない」という状況です。

なので、ネットからニュースを観ています。


昨日ABEMAプライムニュースを観て、

「サスティナブルファッション」についてニュースがあったので観てました。

サスティナブル、SDGs、エコ、リサイクル、地球にやさしい、

とにかく地球を良くしていこうという思想だと思いますが、

英語ってかっこよくは聞こえるけど、意味が入ってこないし、すぐ忘れちゃいますよね。

なので、とりあえず私たち佐々木洋品店、そしてMITSUGU SASAKIの作品は

SDGs的にどうなのか?

それを考えたいと思います。



1・佐々木洋品店は中古衣類、中古布。

新品の服を作る際、綿花を育てて、糸から布にして、

布から洋服を作り、工場から日本の工場に来て、日本工場からお店に届いて

お店の人がお客さんに売る。


アパレル業界では、綿花を作るときに大量の水を使用、化学繊維を作る際に

大量の石油を使用、縫製は賃金の低い国にオーダー、

輸送にたくさんの二酸化炭素を排出、

そしてめちゃくちゃたくさんの服を廃棄している。

これくらいはよく知られているアパレル業界の影

こうはなりたくないですね!!!




・佐々木洋品店の海外買い付けの場合

飛行機に乗り、現地でディーラーから古い布と古い服を買う、

梱包して日本に飛行機便で送る。

その布や服をリメイクして、洗濯して、

ネットに載せて注文受けて、梱包して送る。海外では航空便で送る。

私たちが大量の二酸化炭素排出に関与しているのなら、

・飛行機に乗る

・現地移動時の特急電車

・航空便で輸入

・発送時に宅急便のトラックの排気ガス

・発送時の航空便

でしょうか。

製作にあたり、新品のものは一つ使っています。それは糸。

ミシン糸、刺し子糸は古いものを使うと強度がなくなってしまうので、

これだけは新品の糸を使用。

他に思いつくとすれば、ネットにあげるときの電気代とかでしょうか。


古いものが好きになってからもう25年。

25年間、ほとんど古着しか買ってきませんでした。

どうしても必要な時、例えば結婚式や入園・入学式に着ていくスーツ、

日々の靴下やパンツ、下着類、スポーツウェア。

それ以外はほぼ全てが中古です。

なので、今「サスティナブルを!」となっていますけど、

自分のファッションにおいては簡単なことですが、

二酸化炭素排出を0っていうのは佐々木洋品店では難しいかなと思いました。

そう考えると、

「20〇〇年までに二酸化炭素排出量を0にする!」

と掲げている国やブランドは一体どういうことなのでしょうか?

とても嘘くさいなーと感じました。


次回に続きます。

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