海外販売へのリスク
こんにちは。
久しぶりにブログの記事になりそうな出来事があったので
ここでお話ししたいと思います。
そしてこれはインスタグラムでも英語文にもせず、
日本で海外に販売しようかどうか考えている方への記事です。
佐々木洋品店を始めたのが2014年11月。
そして海外発送もしようと考え、海外サイトの準備を始めて
販売開始したのが2014年12月でした。
もともとなんで海外に売ろうと思ったかと言うと、
2014年に群馬でお店を始めた時に、お店での売り上げと通信販売のみで
安定した売り上げを作るのは難しいかなと思ったことがきっかけ。
少しでも売り上げをあげたいと思って初めて、
現在販売個数は1127点となっています。
私たちの海外サイトに販売点数が記載されているのですが、
実際はもう少し多いです。
インスタグラムで直接DMのやりとりで販売したりもしてました。
とはいえ、今まで約1000回ほど発送しました。
私は海外販売を始める前に、海外の宅配便について調べました。
日本の宅急便の方々はとても優秀な方が多いと思っております。
たまにニュースで「悪いスタッフ」の人を取りあげますが、
おそらくその人たちはごく一部で、
ほとんどの人は良い人だと思います。
実際、私は群馬でも宮城でも東京でもクロネコヤマト さんにお世話になっておりますし、
海外発送始めてから日本郵便にもお世話になっておりますが、
「やべー奴が来たなー」といった事は一度もありません。
では海外ではどうだろう?と思い、ネット検索すると一番評判悪いのは
イギリス。そして次にフランス。
ヨーロッパの方では荷物を潰されていたり、さらに課金を請求されると言う
事例が多いらしいです。
なので、最初の方は「うわー大丈夫かなー」と恐る恐る発送していました。
今まで約1000回くらい発送していますが、
佐々木洋品店の海外サイトにレビューには376件のレビューがあります。
自慢しちゃいますが、佐々木洋品店は「サクラでも雇ってるんじゃないか!」と
思われてしまうほど、「星5」です!笑
ちょっと前まで「星4.5」でしたが、その理由は返品を断ったから
星1を付けられました。
星5付けてくれたお客様の118人のからは「発送が早くて素晴らしい」と言う事。
他はクオリティとかカスタマーサービスなど、良いことをレビューしてくれています。
本当に嬉しいです。
つまり私が言いたい事は「配送業者はとても良い人が多い」と言う事。
到着が早いと言う事は、配送業者の方がちゃんと仕事をしてくれている証拠。
いつもありがとうございます。
さて長い前置きにお付き合いいただきありがとうございます。
以前、私はこんなことがありました。
https://sasakiyht.exblog.jp/29349403/
以前、アメリカのお客さんが買った後に、決済サービスPayPalからの命令で
返金せざるを得ない状況になりました。
他にレビューで星1をつくときは大抵が
「返品してくれない」とか「汚れが取れない」などのイチャモンが多いです。
いつもトラブルの原因になるのは「人」です。
そして今日、こんなことがありました。
9月19日にハンティングジャケット をシカゴの人が買ってくれました。
その方には次の日20日に発送を完了しました。
今アメリカに発送する時は日本郵便のEMSではなく、
クロネコヤマトさん提携のUPSです。
UPSでは現地電話番号の記入も必須のため、誤発送を防いでくれています。
(EMSは書いても書かなくても良いことになっています。)
そして昨晩29日の深夜、その人からメールが来ました。
「UPSから届かない。なのに配達済みになっている」とのこと。
私は深夜だったので、明日確認するとメールしました。
その後、実際追跡情報を確認するとすでに配達済みになっていました。
私は
「あなたはUPSの最寄りの店舗に行って、確認してください。」
と言うと、すぐに
「電話してもだめ、彼らは何もしてくれない」
とのこと。
私は
「こちらでも日本の会社に聞いてみます。」
と言った。
そして困った私はインスタグラムとブログに書いてこの場合どうすれば良いのかを
アメリカの人に聞いてみようと思い、その人にこの提案をした。
するとその人は
「それは困ります。それをするなら自分で解決します。」
と言い出した。
おやおや。。。雲行きが変わってきました。笑
私はすかさず、
「あなたの名前を出さないから安心して。もしかしたら間違って発送して、これを持っている人がいるかもしれない。」
と言うと、数分後に
「今、UPSが来ました。私はゲットしました!神よ、ありがとう!」
とのこと。
嘘つくなら明日とかにすれば良いのに。笑
そんなこんなを妻に話して、
「良かったねー」
と一安心してると今度は
「サイズが合わない」
と言う連絡が来ました。
私の心の中は「うわー、出たー。クレーマーの常套手段。」
こうなっちゃうともう水掛け論になります。
サイズを測る店の人も、買う側も全員が同じ場所を測っているとは
限りません。
なので、「サイズが合ってる、合ってない」はそのお客様の良心次第になってしまうのが
通信販売業者の気持ちだと思います。
とはいえ、お店のポリシーには「返品・返金・交換は受け付けません」
と記載していますし、実は買う前にこの人にサイズについてメールしていました。
ジャケットが小さめのサイズだったので、
「サイズ小さめだけど平気?」
とメールして、
「肩幅はこことここを測って、着丈はここからここを測ってます」
と説明していました。
すると
「問題ないよ」
とメールが帰ってきました。(証拠あり)
なので、そのことを伝えましたが、
「あなたが大きさミスを犯している」
と。
さらに
「今の私はポジティブレビューを書けますが、あなたの判断で分かりません」
とネガティブレビューをつけると脅してきました。
私は
「もしあなたがポジティブレビューを書いてくれるなら嬉しいが、ネガティブレビューを書いても良いですよ」
と言いました。
そして結局、その人は決済サービスPayPalに「サイズが違う」と言うクレームを入れ、
返金を要求しています。
こうなると、売り手よりも買い手が強くなってしまうでしょう・・・。
この戦いは私の負けになる事は目に見えています。
一生懸命作った6万円の作品がこんなことを起こしてしまうなんて。
モンスタークレーマーは恐ろしい・・・。
こんなことが海外販売では起きます。
(日本にもいるかもしれませんね!)
みなさん、気をつけてください。
コメント
コメントを投稿